フサイチサガントスの引退と7重勝発売

特区で7重勝馬券ができる佐賀競馬

来年度から佐賀競馬で7重勝が発売されるということです。
この話はだいぶ前に特区申請をしているらしいという情報がどこかに出ていたので知ってましたがようやく決まったようですね。

5重勝の売上がはっきりジリ貧になっていたので、よりキャリーオーバーしやすい7重勝で収益を確保できればいいのですが。


そして佐賀競馬日本一ブログにも出ていましたがフサイチサガントスが引退となりました。
先週競馬場に行った際、通信社・内川TMの馬券談義を聞いていたときに教えてもらいました。当日の九スポでもレース展望記事で引退に触れられていたようですね。
内川さん曰く、『脚元が限界に近く、レースで万が一の事があってはいけないので引退させよう』ということになったのだそうです。

振り返ってみれば、デビュー前から芝向きの馬だと言われており、デビュー戦を圧勝し「さぁJRA挑戦だ!」という時に馬インフルエンザが発生。JRAの芝のレースを思うように使えなかったのが非常に残念でした。
それでも08年4月の阪神の500万下へ遠征したレースでは出遅れながらも直線で矢のように追い込んで来ました。結局掲示板には載れず6着でしたが、あの末脚を見たときは「凄いっ!やっぱり芝は走る馬だ!」と思ったものです。(GCのレース映像にはその追い込んでくる様がまったく映っていなかったのが残念)。確か上がりはメンバー中最速だったはずです。

その後は関口オーナーの意向で南関東へ移籍、2戦した後今のオーナーにトレードされて佐賀へ復帰。通算成績は44戦19勝。重賞では2歳時に九州ジュニアチャンピオンを骨折で回避。九州ダービー栄城賞では惜しくも2着と重賞には最後まで縁がなかったのですが、佐賀のA級戦線で頑張ってくれました。

本家サガン鳥栖のJ1昇格と入れ替わるように引退。今後は乗馬として余世を過ごすとのことです。本当にお疲れ様でした。

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